Previous Next
暁響の特徴

1974年に作出された吾妻絞と中部四海波の交配種。 やや丸みを帯びたクチクラのある緑の葉の中に非常に目立つ桃色に白い斑入りの八重の花をつける。 花弁元からよく開き、花弁先は先端を反らせてよく開く。花に比べて蕊が小さく目立たない。非常に華やかな印象。(写真 都立大島公園椿園)

暁響(ぎょうきょう)管理者コメント

非常に華々しく昼の光の中では少し躁な印象がある。花の少ない時期なのでそれを良しとするなら庭木にも向きます。とは言え苗や成木の入手は少し難しいかもしれません。

暁響の名の通り昼の太陽の下ではなく暁の薄明りの中で楽しむのが丁度よさそう。暁の薄明りの中でこそこの花の華々しさにハッとする美しさが見いだせるというのが筆者の勝手な意見。椿の和種としては最も華やかなもののひとつ。